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地球環境と国民意識

昨日、古館伊知郎さんの「地球危機2008」を見た。見た、といっても運転中だったので音声だけで。環境については日頃から考えているつもりの自分でも、すごく考えさせられた。自分に何ができるんだろう、たいしたことはできない。でも何かしなければ・・・。

地球危機2008ホームページ

自分たちの何気ない暮らしぶりで、痛めつけられている地球の現状。胸が締め付けられるような思いがした。

あの番組を見た人はどのくらいいるんだろう。だいたい、どうして正月番組はこんなにもお笑いが多いのだろう。笑っていられる時期はとうに過ぎている。新しい年になる、ということは、地球に残された時間がまた少なくなった、ということなのに。

昨年は、「そんなの関係ない」と連呼する芸人が非常にもてはやされた。子ども達は、そのフレーズを耳にするだけで大喜びし、自分もまねしてみせる。しかし、それは、自分に都合の悪いことは見たくない、聞きたくない、という今の人たちの気持ちをピタッと表現したギャグであったからこそ受け入れられたのではないだろうか。

テレビ番組は言うまでもなく時代を反映する。昨今のお笑いブームは、世相が暗いことを逆に反映しているのだと私は思っている。ニュースを見れば、政治も社会も気持ちが暗くなるような話題ばかり。子ども達は希望を失い、学校も荒れている。心身ともに疲労して家へ帰ってくれば、あとは何も考えずに笑っていられるバラエティ番組でも見てリラックスしたいと思うだろう。

でもその考えはとても危険だ。温暖化の影響は、随分前から知識としては知っていた。でも実感が沸かなかったというのが正直なところだ。しかし、温暖化問題は、もはや人ごとではないことを昨日の番組でも思い知らされた。

藤子F不二雄さんのSF漫画に、「予言者」という短編がある。よく当たる、といわれている予言者が、恐ろしく怯えているので、人々はどんな未来が分かったのか尋ねるのだが、予言者が恐ろしがっていたのは恐ろしい未来が見えたからではなく、新聞や報道で人類の未来はとうに分かっているのに、何も気にせず、自分のこととしてとらえられない人々のありようだった、という話だ。

未来は変えられないのだろうか。もし、神が存在するとしたら、今私たちは最大の宿題を与えられてるのだとおもう。みんなで力を合わせれば、この危機を乗り越えることができると信じたい。一人から、でも、一人ではできない。この危機に立ち向かうことを通して、ばらばらになってしまっている人々の気持ちがもう一度一つになることを願う。

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