« いじめを生む考え方 | トップページ | 30代を雇用して! »

テレビは親子で

週末によく、子どもと図書館へ行く。

図書館では娘はきまってビデオを2本借りる。

アニメのビデオや「おかあさんといっしょ」などが多いが、暴力シーンの多い最近のアニメを見せるよりも図書館のものは安心して見せられる物が多い。

たとえば昔放映していた宮城真理子さんの「世界昔話」や、世界名作劇場など、子どもに見せながら自分も懐かしい気持ちで見ることができる。

その中に、ディズニーのドナルドダックのビデオがあり、ディズニーなら安心と思って借りてきたのだが、その内容にがっかりした。

子どものいたずらをほほえましく描いた作品だったのだろうが、全編を通してドナルドは自分の甥である小さなアヒルたちやミッキーの姿をした子ども達にいじめられていた。

ディズニー作品だけに、動きがユーモラスでテンポもよく、娘は夢中になって見ていたが、私は内心それを借りてきて失敗だったと思ってしまった。ドナルドが子ども達にやっつけられるたびに、娘も歓声を上げて笑っていたからだ。

そこで私は言ってみた。

「ママ、このお話きらいだよ。」

娘はびっくりしたように聞く。

「なんで?なんで?」

「だって、みんなでドナルドに意地悪してるじゃん。ドナルドかわいそうだよね。」

それを聞いて娘ははっとしたようだった。

「そうだよね、いけないんだよね。でも、ミッキーはドナルドをいじめてなかったね。」

ミッキーが大好きな娘はミッキーをかばった。

しかし、私はこのやりとりでとてもほっとした。

同時に、いろいろなアニメを有害だと決めつけて見せないようにするより、一緒に見て会話を通していろいろな考え方を育てた方がいい場合もあると言うことに気がついた。

もちろん、子ども一人で見せていたら会話も生まれないし、子どもはテレビの中の出来事を肯定し、影響を受けてしまうだろう。

以前、このブログで、今は子どもにとって不適切な内容のテレビ番組がおおく、見せないようにしたほうがよい、と書き、そのように私もがんばってきたが、見せないようにすればするほど見たくなるのが子どもでもある。それよりも、その内容についてこれはいいよね、これはやっちゃいけないよね、その理由もあわせて子どもと話し合うようにしたほうがいい、と考えを改めた。そうすることで、いずれは子どもが自分で番組を選べるようになるだろう。

|

« いじめを生む考え方 | トップページ | 30代を雇用して! »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

ご無沙汰していますm(..)m

テレビ番組、わたしも選んでしまっています。
最近は、アルプスの少女ハイジ、赤毛のアン、愛の若草物語などを娘たちと見たりしていました。
学校でくすぶっていた上の子に、調度良い助言ができたり、新しい発見ができたりした所もありました。これらの番組は比較的肯定される部類なのでしょうね。

いつだったか、わたしが子供の頃に大流行していた、「8時だよ全員集合!」が放映されていたのを、娘2人と3人で偶然目にしたことがありました。当時幼稚園児だった上の子は大笑い。「マネされたくないなぁ~。」と思っていたところで2歳児だった下の子が突然「かわいそうだねぇ、痛いじゃんねぇ、あんなことして。」と怒り出しました。やっぱり色々な意味で、嬉しさも感じました。

色んな場面での様々な会話に、本来大きな意味があるんでしょうね。チャンスを出来るだけ逃さないように、コミュニケーションを大切にしていきたいと思っています。

投稿: りえ☆ | 2007年1月22日 (月) 23時13分

りえ☆さん、お久しぶりです。
本当にたまにしか更新しないのに見に来てくださっていて、ありがとうございます。嬉しかったです。
りえ☆さんが日頃から心がけていること、大事なことがしっかりとお子さんに伝わっていますね。やさしいお嬢さんにお育ちですね。
「コミュニケーションを大切に」、私も心がけていきたいです。
今後もよろしくお願いします。

投稿: えくぼ | 2007年1月25日 (木) 20時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/142708/13509815

この記事へのトラックバック一覧です: テレビは親子で:

« いじめを生む考え方 | トップページ | 30代を雇用して! »