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本屋における本の配置

以前、別の記事で女性コミックの性描写についてちょっと書いた。

そして、気になることとして、子どもが簡単に手が届くところに配置されていることを書いたのだが、先日言った本屋もそうだった。

昔はどぎつい性描写は男性コミックにしか見られなかったが、今では女性の成人向けのコミックもかなりきつい描かれ方をしているものがたくさんある。

それが、男性コミックについては比較的少年向けのものと成人向けのものが分けて置かれているのだが、女性コミックは必ずしもそうではなく、子どもでも知らなければ思わず手にとって開いてしまうような置き方がされているのだ。

私がその本屋で雑誌などを見ていたら、目の前に小学校高学年くらいの女の子がいた。

いかにも真面目そうな子だが、コミックを手にとって、顔は真っ赤に上気し、ちょっと笑っている。

なんか様子が変だと思ったら偶然手にしたのだろうか、成人女性のコミックを読んでいた。

それから私が店内の別のコーナーを一回りし、そこへもどったのだが、その少女はまだ同じような本を見ていた。今度は自分で選んで見ていたのかもしれない。

さりげなく後ろに廻って彼女が読んでいた物をちらりと見たら、かなり激しいセックスシーンだった。

声を掛けようと思ったけれども、恥ずかしくて罪悪感を感じるようになったらかわいそうだと思い、その場はだまっていた。

その代わり、店員の所へ行って、「女性向けのコミックの配置はなんとかならないのか。」と言ってみた。

それを読んでいた少女が、ちょうど自分の姪と同じくらいの年齢だったので余計に人ごとに思えなかった。

その子は、見るからに真面目でおとなしそうな子だ。

真っ赤になった顔を見れば、どれほど興奮していたか、あるいはショックを受けていたかを想像することができる。

親や学校で正しい性教育を受ける前に、あんな形で性についての歪んだ理解をしてしまったら、性についての認識が歪むばかりか、大人、ひどいときには両親への嫌悪感を生む危険もある。

「もしも自分の子、自分の姪がその本屋へ行きたいと言ったら、私はきっと行くな、と言うでしょう。」そんな事も話した。

その時対応してくれた職員は、「店長に伝えます。」といったが、後日再び行ったとき、なにも変わっていなかったので本当にがっかりした。

制作者も販売者もまだまだ、売れることのみ考えて、子ども達の健全な育成を重要課題としてとらえてくれないところが多い。

街に生まれ、街に育つ子どもが多い今、その住環境を私たちやお店を含めた大人達全体でよくしてゆけるような社会になってほしいと思う。

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